The Inkey List(インキーリスト)の「RETINOL(レチノール)」は、シワ・ハリ改善などエイジング効果のあるクリームです。
レチノールは効果も高い分刺激も強く、肌が乾燥したり皮が剥けることもありますが、インキーリストのレチノールは刺激が少ないので初めて使う方や敏感肌の方にも使いやすい製品です。
この記事では、インキーリストの「RETINOL(レチノール)」の使い方、オーディナリーとの比較や、SNSでの口コミなどをご紹介します。
保湿もしっかりしてくれるし1週間で肌がピカピカになったので、今後も使い続けたいアイテムです。
The INKEY List RETINOL
商品概要
- ブランド:The INKEY List (インキーリスト)
- 商品名:RETINOL
- 発売国:イギリス
- 容量:30ml
- 価格:1200円前後
主成分 <タップで開きます>
- 水(アクア)
- グリセリン
- ブチレングリコール
- プロパンジオール
- 炭酸ジカプリリル
- ジメチコン
- アクリル酸ヒドロキシエチル/タウリン酸アクリロイルジメチル共重合体
- カプリリルグリコール
- リン脂質
- カプリリック/カプリン酸グリセリド
- スクアラン など
レチノールはビタミンAの別名で、肌の再生を促すなどエイジング効果があることから、アメリカの皮膚科で使われている成分の1つです。日本でも2017年に厚生労働省により「シワを改善する」効能効果の承認を受けています(医薬部外品)。
レチノールの効果は
- シミ・シワの改善
- ハリのアップ
- ターンオーバーの促進
- ニキビ対策
などがあり、アンチエイジングのゴールドスタンダードとも呼ばれています。
インキーリストのレチノールには
- 1%RetiStar安定化レチノール
- 0.5%Granactive Retinoid
の2種類がメインで配合されていて、その他に保湿剤のスクワランやヒアルロン酸も入っています。
レチノールにはいわゆる「ビタミンA反応」という皮がむけたり赤くなったりすることが多くみられますが、インキーリストのレチノールに含まれる「RetiStar」はピュアなレチノール単体ではなくレチノールの複合体のため、刺激はかなり弱いです。
価格と購入方法
定価: US$9.99
相場価格: 2500円~3800円 (送料別)
かなり人気があるのでやや割高で、売り切れになっている場合もよくあります。
日本未入荷アイテムなので、Amazonや楽天で売っている場合も海外から送られてきます(偽物・商品が届かないケースあり。おすすめしません)
私のサイトで購入できます
The INKEY List RETINOL
【比較】他のブランドのレチノールと比較(The Ordinary)
化粧水や乳液、クリームなどさまざまなタイプのレチノール入り美容液が多く販売されています。その中でもよく似ているブランドThe Ordinaryと比較してみました。
レチノールはインキーリストのレチノールは顔全体用と目元専用の2つのみですが、The Ordinaryは初心者~上級者向けに6種類もあります。
レチノールの種類
- The INKEY List
- レチノール★
- レチノールアイクリーム
- The Ordinary
- グラナクティブ レチノイド2% 乳液★
- グラナクティブ レチノイド2% スクワラン
- グラナクティブ レチノイド5% スクワラン
- レチノール0.2% スクワラン
- レチノール0.5% スクワラン
- レチノール1% スクワラン
今回はインキーリストの「レチノール」と、The Ordinaryのレチノイド(レチノール)の中で一番刺激が弱い「グラナクティブレチノイド2%乳液」を比較します。
比較表
ブランド | The INKEY List | The Ordinary |
商品名 | Retinol | Granactive Retinoid 2% |
種類と含有量 | RetiStar1% Granactive Retinoid0.5% | Granactive Retinoid2% |
テクスチャー | クリーム | 乳液 |
刺激 | なし | なし |
消費期限 | 6ヶ月 | 3ヶ月 |
保管方法 | 高温多湿を避ける | 冷蔵庫 |
インキーリストもThe Ordinaryも刺激はほとんどなく初心者に使いやすいですが、レチノイド(レチノール)の種類や含有量が異なります。
インキーリストはピュアなRetinolに換算すると0.1%
- RetiStar1%=Retinol0.05%
- Granactive Retinoid0.5%=Retinol0.05%
The OrdinaryはピュアなRetinolに換算すると0.2%
- Granactive Retinoid2%=Retinol0.2%
0.1%の違いですが、インキーリストのほうがマイルドなのが分かります。
またテクスチャも違っており、インキーリストはクリームタイプでThe Ordinaryは乳液タイプ。
インキーリストのほうが保湿は優れているかなと思います。初めてレチノールを試す人は、まずこのどちらかを使用し、さらに攻めたものを使いたい人はThe Ordinaryのレチノール0.2~1%に移行していくのがいいのかと思います。
The INKEY List RETINOL
レビュー
使用感・テクスチャ
セラムと書かれていますが、こっくりとしたクリームタイプ。薄い黄色をしています。
べたつきはなく肌に馴染んでくれます。ピリピリするような感覚はありません。
私にはクリームタイプが本当に使いやすく気に入っているポイントでもあります。
使い方
- 夜のケアに使用可
- 洗顔後、大きめのエンドウ豆の量を顔と首に塗る
- 乾燥が気になる人は最後に保湿剤・オイルまたその両方を使う
- 週1~2回から使用しはじめ、刺激を感じなかったら徐々に増やす
首まで塗る際は、朝かならず首まで水でゆすいでください。
低刺激のレチノールですが、肌が敏感なときや連続使用したときは刺激を感じることがあるので気を付けましょう。
注意点
- 目の付近には使用しない
- 妊娠中や授乳中は使用しない
- 光に敏感になるので日焼け止めを使用すること
- AHAやグリコール酸、乳酸、ビタミンCと併用しないこと
目の周りには「インキーリストアイクリーム」、妊娠中や授乳中の方は「バクチオール」がおすすめです。
感想「 初めてレチノール使う人におすすめ 」
私は敏感肌ですが、インキーリストのレチノールは刺激が弱いので週3回で使い始めてみました。
使用して1週間くらいで肌がツヤツヤし感動しました。特に頬はピーリングした後のようなツルンとした肌になりましたし、スクワランやヒアルロン酸が配合されているからかもっちり肌に。2週間目は人からも気づかれるほどつるんとした肌になりました。
The Ordinaryの「グラナクティブレチノイド2%乳液」も、もちもち感など効果は感じられましたが、私は少しニキビができてしまったのでインキーリストのほうが好きです。
しばらく週3回でレチノールを使っていましたが、生理前の肌が敏感な時や日焼けをした後は頬や鼻の周りだけ少しピリッとしました。敏感肌の人は肌の薄い部分などは避け、週1回くらいから始めてみましょう。
次世代レチノールといわれている刺激のない「バクチオール」もおすすめです。
The INKEY List Retinol
【口コミ】刺激は少ない
口コミを見ているとインキーリストのレチノールは刺激を感じる人はあまりいないようですが、敏感肌の方はパッチテストを行い、刺激を感じたら使う頻度を少なくするなどの工夫をしましょう。
使った人の感想
インキーリストのレチノール、使用後1ヶ月経過。これは本当にレチノール入ってるのだろうか…という使用感。全く刺激無く(A反応も無し)拍子抜けだけどレチノール初めて使う人には良いのかも。
— 丼上ユミコ (@vixengirl_888) May 22, 2020
1% RetiStar stabilised Retinol
0.5% Granactive Retinoid
Squalane for hydration and soothing pic.twitter.com/traCslvf7J
The INKEY List Retinol
【よくある質問】インキーリストのサポートに直接聞いてみた
インキーリストにはチャットで連絡できる「#AskINKEY」という機能があり、そちらを利用して直接ニキビについて確認してみました。
レチノールを使用するとニキビができやすくなる理由
「レチノールを使用するとニキビはできやすくなりますか?」の質問の回答がこちら。
「ニキビは、最初にレチノールの使用したときに発生する可能性があります。皮膚細胞のターンオーバーをスピードアップする新しいスキンケア製品を開始したときに肌に起こる現象で、過剰な脂などで詰まった毛穴がニキビの原因となります。これは、グリコール酸(AHA)、サリチル酸(BHA)、ビタミンC、レチノールなどの角質除去製品を使用した際に発生します。ニキビが治まるのには最大4〜6週間かかる場合があります。6週間以上続く場合は、使用を中止し、医師の診察を受けてください。」
私のニキビもこの回答通り、レチノールや角質除去の好転反応だったようです。ニキビができてしまったら使うのをやめずにターンオーバーしているだな、と思って使い続けましょう。
The INKEY List Retinol
【総評】敏感肌でも刺激はほぼなく肌がツヤツヤに
今回はThe Inkey LISTの「Retinol(レチノール)」をレビューしました。
私は週3回で使用したら1週間で肌がぴかーんとなり、2週間使い続けると人からも気づかれるほど綺麗になりました。絶対にリピートしたアイテムです。
ただし、敏感になりやすい時期やニキビなどの炎症がある部分には使用はやめておきましょう。
スクワランが配合されているのでセラムというよりもクリームタイプで、保湿もよくしっとりもっちりしました。
初めてのレチノールを使用する人は刺激が少ないインキーリストのレチノールをおすすめしたいです。それでも刺激が強すぎて使えない人や妊娠中や授乳中の方はバクチオールを使用しましょう。
こんな人におすすめ
- 初めてレチノールを使う人
- エイジングケアに力を入れたい人
- シワ、肌のハリ・たるみ、肌のゴワつきなどの悩みがある人
※「いますぐ購入」は単品決済になります。
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